2016年12月19日 インド・ビハール州水資源大臣一行来訪


12月19日に,インドのビハール州政府から,H. E. Mr. Rajeev Ranjan Singh水資源大臣兼計画・開発大臣をはじめ5名の政府関係者が工学部に来学され,意見交換が行われました。

ガンジス川中流域に位置する同州は肥沃な農地を有していますが,毎年洪水の猛威により引き起こされる被害に苦しんでおり,州政府は世界銀行からの援助を得て洪水対策の強化プロジェクトを推進されています。

この度の大臣一行の訪日は,日本の先進的な技術を学ぶことを目的としており,今村先生が世界銀行からの依頼を受け,企画しました。関係機関(国土交通省中国地方整備局岡山河川事務所,水災害・リスクマネジメント国際センター,東京大学生産技術研究所)に加え,防災及び水管理に関する先端的な研究を行っている本学への来訪となりました。

進士正人工学部長への表敬訪問の後,「防災及び水管理に関するイノベーション技術」と題したセミナーでは,今村先生のコーディネートにより6名の研究者による研究発表があり,同州政府関係者と活発な質疑応答が行われました。本学の同分野の研究に対して高い関心が示されました。

 

セミナー終了後は,常盤湖を臨む見晴らしのいい総合研究棟8階でレセプションを開き,インド料理を楽しみながらビハール州水資源省の方々と意見交換を行いました.

 

今村研の学生も今回のビハール州の方々の来校にあたり,会場の設営などの準備,先生方の発表を聴講し,レセプションにも参加しました.

 

・工学部ホームページ

http://www.eng.yamaguchi-u.ac.jp/10info/topic.html#t201612261530

 

・大学ホームページ

http://www.yamaguchi-u.ac.jp/topics/2016/_5723.html